シンボリルドルフ

私が競馬を初めてやった時に日本引退レースであり、初めて馬券を買った馬。
わたしの印象はそれぐらいしかありませんです(すいません)。


日本競馬史上最強馬、7冠馬、無敗の3冠馬、絶対皇帝さまざまな称号でその強さ、偉大さを称えられたサラブレッドである。 
日本引退レースしか知らない為、思い出はさほどではないが、絶頂期に海外へ渡り、初戦で故障そのまま種牡馬入りしてしまったが、その戦歴たるは、15戦 13勝 2着1回 3着1回 着外なしというまるでダビスタのような驚異的な強さである。

ですが、

現役時代のシンボリルドルフは、まあ、悪口をたたかれることが多かったらしいです。
それに加えて、いまでは「完ぺきな強さ」と語り継がれてはおりますが、当時はレースに出るたびに競馬マスコミから「死角あり」と指摘されてたらしいです。


なんとその理由が当時の最強馬ミスターシービーとの世代交代らしいです。

「シンボリルドルフなんて走るだけのサイボーグみたい。ミスターシービーには人間的な魅力がある。」

ミスターシービー・ファンに引導を渡した昭和60年春の天皇賞。 

春の天皇賞の結果は、シンボリルドルフ1着、ミスターシービー5着。 

一旦シンボリルドルフを交わしながら直線タレての敗北に、ミスターシービー・ファンは、

「悲しかった。本当なら負けるはずのない馬たちにも抜かれていくミスターシービーの姿」

 と、ついには、いってはならぬことを、、、、
2着サクラガイセン、3着スズカコバン、そして4着ニシノライデンの
「本当ならミスターシービーに先着するはずのない」

みなさんにはなんといっていいか、、、、 
この時からシンボリルドルフを非難する声はなくなったとのこと。

競走馬というものは往々にして、人間から同情されるもので、多くの人間を敵に回してしまう馬なんて…。 

シンボリルドルフ以降、タマモクロス、オグリキャップ、メジロマックイーン、トウカイテイオー、ミホノブルボン、ナリタブライアンといった多くの名馬が登場してきたが、いずれの馬も「史上最強」という評価を受けるまでには至っていないのも事実です。

 

                              

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